行事・セミナーのご案内

会員の方のみご参加頂けます。
2024年06月28日(金), 14:00 - 17:00
連結パッケージ作成と監査対応
場所: デュッセルドルフ日本商工会議所・会議室

本セミナーの申込み締切を過ぎましたので、お申し込みを締め切らせて頂きます。
今後の申込みご希望の方は、その旨を事務局にメール(info@jihk.de)でご一報願います。

・お申し込み直後に受領確認の自動返信メッセージが届かない場合は、事務局までご連絡下さい。
デュッセルドルフ日本商工会議所の会員にご参加いただけます。

会員企業各位
税務委員会主催セミナー

 在独日系企業の多くは、単体決算ではドイツ商法(HGB)に基づく会計処理を行い、日本親会社での連結に際して日本基準又はIFRSへの組替を行っています。この組替仕訳のために各基準の十分な理解が必要なことは勿論、過年度の組替仕訳の当期首残高への引継ぎ等、テクニカルな会計処理も要求されます。

  取得原価主義・保守主義に重点を置いたドイツ会計基準に比べて、IFRSや日本基準は時価会計にシフトしていることもあり、近年は特に「会計上の見積り」を含む組替調整項目が多くなっています(例:工事進行基準、リースのオンバランス、固定資産の減損会計、関係会社株式の評価、繰延税金資産の回収可能性など)。これらの項目は会計処理に主観的な判断を伴うため、十分な根拠をもってその妥当性を説明出来る様にする必要があり、監査対応にも相応の時間を要します。

  一般に人員規模が十分でないことが多い在独日系企業の経理担当者にとって、日本親会社での決算・開示スケジュールに対応するためのタイトな日程でこれらの決算作業や連結パッケージの作成を行い、会計監査をクリアすることは、非常にハードルが高く、十分な知識と事前準備が欠かせません。

  本セミナーでは、HGBとIFRS及び日本基準との主要な差異について概観したうえで、それらをどの様に会計処理すべきか、具体的な仕訳イメージや、監査対応のポイントとともに解説します。

  また、グループ監査(ISA600)等の国際監査基準の改正、日本における四半期開示制度の見直し等、最新の会計・監査トピックとその影響についてもお伝えします。

 

日時: 2024年6月28日(金) 14:00~16:20 (CET ドイツ時間)
場所: デュッセルドルフ日本商工会議所 会議室
Berliner Allee 12 / Ecke Marienstrasse, 40212 Düsseldorf
・デュッセルドルフ商工会議所の隣のビル、入口はMarienstrasse側となります。
アクセス
開催方法:

リアル開催  参加無料

講師:

グラントソントン会計事務所
井上 広志(いのうえ ひろし)氏/日本公認会計士、税務委員会専門委員

使用言語: 日本語
定員: 80名
申込締切: 6月20日(木)


*資料は開催後JIHKホームページの会員ログイン画面『セミナー資料』内に掲載される予定です。

アンケート協力お願い:セミナー開始後に全申込者にオンライン・アンケートをお送り致しますので、 
是非とも回答協力頂けますようお願い申し上げます。

案内日: 2024年5月16日

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