行事・セミナーのご案内

＊2021年10月5日 　本セミナーの申込み締切を過ぎましたので、お申し込みを締め切らせて頂きます。
今後の申込みご希望の方は、その旨を事務局にメール(info@jihk.de)でご一報願います。

・申込者には後ほど参加リンク等を送信致しますので、お申し込み時のメールアドレス記入に間違いのないようにお願い致します。
・お申し込み直後に受領確認の自動返信メッセージが届かない場合は、事務局までご連絡下さい。

※本セミナーはデュッセルドルフ日本商工会議所の会員にご参加いただけます。

デュッセルドルフ日本商工会議所　会員企業各位 　　　
税務委員会主催ハイブリッドセミナー

日常業務で付加価値税（VAT）と日々格闘されている日系企業の方が聞くと、意外に思われるかもしれないが、付加価値税（VAT）は、EUの税制の中で最も調和が進んでいる税目の一つである（関税に次いで二番目）。他方で、在独日系企業も含めてEU域内（欧州内）でビジネス活動を展開している企業において、一定規模以上になると、クロスボーダー取引を行わない企業は皆無と言える。その結果、付加価値税（VAT）の加盟国毎の小さな実務レベルでの規定の相違が、非常に大きな障害となり、「EUの付加価値税＝複雑怪奇で不可解な税金」というイメージが醸し出されていることも事実である。

付加価値税（VAT）は、あくまで税金である。しかしながら、国際貿易の基本的知識としてのインコタームズを知らないと、一人前の国際的ビジネスパースンと認められないのと同様に、EU域内（欧州内）でビジネス活動を展開する場合、付加価値税（VAT）の基礎的知識なくして、新規のビジネスを獲得することは不可能になっている。付加価値税（VAT）は、税務・経理担当者だけに任せているだけでは済まされない税目である。さらには、物流担当や企画担当のスタッフにとっても、何が問題になるかの付加価値税（VAT）の基礎的知識は必須のものとなっている。

以上のようなドイツ・EUの日系企業にとっての重要性の観点から、今回のセミナー（ウェビナー）では、付加価値税（VAT）の一般的な基礎的知識の解説から始めて、モノ（棚卸資産）の取引とサービス（役務提供）取引を分けて、基本的建付けを説明し、最後には、少し応用問題的なテーマにも言及する。今回のセミナー（ウェビナー）の目標は、新しい知識を吸収してもらうことに加えて、どこに問題（リスク）が潜んでいるのかを感じ取る「臭覚」を涵養してもらうことである。税務・経理部門の方だけではなく、営業・販売部門スタッフ、物流担当者や営業企画担当者等の参加も大歓迎である。

本セミナーはNRW州新型コロナウィルス感染防止条例に基づく感染防止対策を取り入れたリアルと、オンラインのハイブリッド方式にて開催を予定しております。下記の要領で開催させて頂きますので、多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。

（コロナ感染状況によっては、やむを得ずオンラインのみの開催となる可能性がございます）

※参加方法：
・申込みの際には必ずご希望の参加方法を選択し（☑を入れる）参加者のメールアドレスをお書き下さい。
・リアルでお申し込みを頂いた後からオンラインでの参加に変更される場合は必ずセミナー申込締切日までにリアルの申し込みをキャンセルし、改めてオンラインの申込を頂けますようお願い致します（オンラインの申し込みを頂く際に備考欄にリアルの予約分がキャンセルである旨ご記入ください）。
　
・オンライン申込者にはセミナーまでに（数日～1日前を予定）メールにて、参加方法案内と資料をお送り致します。リアル申込者には、会場にて資料をお渡しします。

※アンケート協力お願い：セミナー開始後に全申込者にオンライン・アンケートをお送り致しますので、是非とも回答協力頂けますようお願い申し上げます。

※資料は後ほど当所「会報」誌WEB版の方に添付配布する予定です。

案内日：2021年8月24日